住宅建築・家づくり

構成形式としての建築―「コモンシティ星田」を巡って (INAX album (20)): 坂本 一成 入澤企画制作事務所: 本

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構成形式としての建築―「コモンシティ星田」を巡って (INAX album (20))

構成形式としての建築―「コモンシティ星田」を巡って (INAX album (20))

内容紹介

大阪市郊外、緩やかな北斜面2.6haに112の住戸を配する「コモンシティ星田」のプロジェクトを通して、建築家坂本一成は、建築に形式を与えることによって、人々の生活がいきいきし精神が開放される、つまり人々が自由なかたちで自分を獲得する、そんな場を成立させる座標を提出しようとしている。

著者について

著者略歴
坂本一成 〔さかもと かずなり〕
1943年、東京都に生まれる。
1966年、東京工業大学建築学科卒業。
1971年、東京工業大学大学院博士課程を経て、武蔵野美術大学建築学科専任講師。
1977年、同助教授
1983年、東京工業大学助教授
1991年、同教授、現在に至る。
1990年、「House F」で日本建築学会賞作品賞受賞。
1992年、「コモンシティ星田」で村野藤吾賞受賞。

主な作品に、「散田の家」「水無瀬の町家」「登戸の家」「雲野流山の家」「代田の町家」「南湖の家」「坂田山付の家」「今宿の家」「散田の共同住宅」「祖師谷の家」「House F」「コモンシティ星田」など。

目次

I 建築に与える形式
対象としての建築
形式としての建築
今日の形式

II 傾斜に散らす――空間の共有化
スロープ造成
外部が貫入する中央緑道
噛み合う通路と緑道
等高線に沿う通路,緑道,水路
空間の共有化
住戸の配置
住戸と外部空間・コモンよりパブリック
住戸の内部空間
傾斜地にまかれた住戸

III プログラムと構成――関係の場
迷路的で乱雑なまち
部分の多いまち
部分の多いまちは迷路的で乱雑なまちか
成立条件とプログラム
全体構成
滑らかな住戸配置とまちの部分の発生
家に住むことはまちに住むこと
部分に見える全体,部分から連続する全体
見えているまちの向こう側

IV 空間・構成形式へ
大地にばらまかれた住戸
分節のないまち
非完結性による関係
使用機能とその配列による分節
分節による装飾とイメージ
分節化による身体性の獲得
分節化によるコスモロジー的統合
無分節の傾斜地による統合
空間の構成に関する形式