出版社/著者からの内容紹介
「住宅は暮らしをするところ。常に暮らしから物事を発想し、そこから形に置き換えていく。」
住宅設計の基本をそう語る著者が、基本の平面プランから間取り、各部屋、各部分のつくり、
そして詳細な納まりまで、自らの設計手法を余すとこなく紹介しました。

第1章 プランニング編
狭いからこその心地好さもある
開けて暮らす、閉じて暮らす
プランは「合理」の追求である
吹き抜けは、小さくても大きな効果
階段は一軒に一つとは限らない
ゆったり感を生む回遊プラン
ワンルームにも囲われ感を求める
暮らしやすさはLDKと個室の構成次第
リビングとダイニングがつかず離れず
廊下は部屋の一部という視点をもつ
抜けの爽快感を十二分にいかす
テラスはもう一つのリビング
中庭・吹き抜けを介して生まれる距離感
心地好い家は天井で決まる
スキップフロアのマジック
二階LDKではテラス=庭
細長敷地のハンディは坪庭で解決
他世帯同居の気兼ねを解消する工夫
閉塞感のない快適環境の地下室
自然を楽しみ非日常を暮らす
第2章 部屋・場所編
キッチンを暮らしの要として位置づける
サニタリーは情緒性と機能性をバランスよく
二世帯同居の決め手は親の寝室と水廻り
サニタリーとキッチンは親世帯の近くに配置
家事が変われば家事コーナーも様変わり
門にこだわらないエントランス設計
玄関を出入りするだけの空間にしない
階段の多彩な役割を目覚めさせる
小さいLDKは狭さを魅力に変える
建具は空間をコントロールする
気配を伝える小さな開口
自由空間としての和室
収納スペースを「まとめる」
小屋裏空間で低く暮らす
屋外空間を「住み」こなす
「空間デザインコレクション」
第3章 部位別編
空間構成は実用から導き出す
エントランスはアイデンティティー
階段は、移動するだけの場所ではない
固定観念を生む「見切り」のデザイン
枠廻りにはデザイン性が集約されている
障子の機能と美しさを決定する詳細寸法
小さく飾るスペースを楽しむ
将来変化に対応するディテール
心地好さを生む風の動線計画
考えておきたい、ブラインド・カーテンの全開時
暮らしを裕にする天窓
「止め」で暮らしの小さなストレス解消
一考、照明器具の取り付け方
理にかなったタイル割は安定感に現れる
洗濯物という課題からうまれる美
発想の転換からうまれた鏡窓
場所をとらない暖炉で火を楽しむ
第4章 家具編
快適な洗面室は収納でつくられる
キッチンには一邸ごとの特殊解がある
玄関収納はアイテム別の納まりを徹底
洋服収納は狭すぎず広すぎず
子ども室は成長の時間軸で考える
空間の仕切りも有効活用
リビングの壁面収納は余白を残す
家具から捉え直すリビングの居心地
求心力をもつダイニングテーブル
収納も兼ねる造り付けベンチ
玄関や廊下が家族のライブライー
手摺+収納という新しい家具
点在する家具収納で使い勝手アップ