出版社/著者からの内容紹介
私たちの生活の基本となる「住まい・住まう」という行為を様々な視点から検討する。外国や日本の居住に迫る「住の文化と歴史」,自然環境の中での安全で快適な住を考える「住と自然との関わり」,商品としての住の意味を語る「住と社会・経済との関わり」,風水や祖先の住まいなどから住を巡る思想の変化に迫った「住の思想」の4章立て。このような総合的な理解の枠組み(フレームワーク)は,様々な社会や地域の現象の把握にも大変有効な手段となるだろう。
内容(「BOOK」データベースより)
第一のパート(第1章)は「住」の文化と歴史をテーマに、ヨーロッパとアジア(中国・韓国・日本)の居住・住居の歴史と形態・様式が論じられた。「住」の風土に関連して、「住」と自然とのかかわりを中心に議論したものが第二のパート(第2章)である。第三のパート(第3章)では、「住」と社会・経済とのかかわりをテーマに、商品としての「住」が社会・経済的にどのような意味をもつのか、そして「住」を政策や計画でどのように位置づけるのかが議論された。最後のパート(第4章)では「住」の思想を議論した。特に、「住」と関連した風水思想や人々の「住」に対する好みが検討された。
内容(「MARC」データベースより)
「住」という現象を歴史・文化環境と自然環境、および社会・経済環境の視点から総合的に検討する。2001年度のめぐろシティカレッジの講座「住の世界-私たちの住を考える」の講義ノートや録音をもとにまとめる。
出版社からのコメント
この本は,2001年度の東京都目黒区「めぐろシティカレッジ」で開講され、多くの受講めた人気講座(20回)の講義ノート・講義録音をもとにまとめたものです。
「めぐろシティカレッジ」は,東京都立大学,同附属高校,東京都教育庁,そして目黒区が中心となり設立した生涯学習講座です。区内に在住・在勤・在学する区民を対象に,多彩なテーマの講座が開講されています。
毎年とても面白い講座が開かれていて盛況なのですが,難点は目黒区に在住・在勤・在学する人しか参加できないということ。それでは余りに勿体ないということで,地元・目黒区の出版社である二宮書店
は,「めぐろシティカレッジ」の人気講座の内容を,全国のより多くの方に知ってもらいたいと思い,1冊の本にまとめることにしました。
既刊の「食の世界 私たちの食を考える」,同時発売の「地域に学ぶ 身近な地域研究から目黒学を創る」も併せて御覧下さい。
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「めぐろシティカレッジ」は,東京都立大学,同附属高校,東京都教育庁,そして目黒区が中心となり設立した生涯学習講座です。区内に在住・在勤・在学する区民を対象に,多彩なテーマの講座が開講されています。
毎年とても面白い講座が開かれていて盛況なのですが,難点は目黒区に在住・在勤・在学する人しか参加できないということ。それでは余りに勿体ないということで,地元・目黒区の出版社である二宮書店
既刊の「食の世界 私たちの食を考える」,同時発売の「地域に学ぶ 身近な地域研究から目黒学を創る」も併せて御覧下さい。
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著者について
執筆者プロフィール
菊地 俊夫
:東京都立大学大学院理学研究科助教授・理学博士。1955年,栃木県宇都宮市生まれ。専門は人文地理学。特に,農業・農村地理学とオセアニア・ヨーロッパ研究。著書は「日本の酪農地域」大明堂
,「人間環境と風土」大明堂
,「人間環境の地理学」開成出版,「グリーンパラダイスの光景」開成出版,「持続的農村システムの地域的条件」農林統計教会,「自然環境と文化―世界の地理的展望」大明堂
,「農村景観を読む」大明堂
(翻訳)など。
岡 秀一
:東京都立大学大学院理学研究科助教授・理学博士。1946年,東京都生まれ。専門は自然地理学。著書は「日本の気候
景観」古今書院,「エルニーニョと地球環境
」成山堂,「火山噴火と環境・文明」,思文閣出版,「地域研究・地域学習の視点」大明堂
佐々木 史郎
:宇都宮大学国際学部教授・理学博士。1951年,横浜市生まれ。横浜国立大学卒業,筑波大学大学院修了。大学院時代に2年間,韓国・ソウル大学に入学。専門は人文地理学。朝鮮半島・日本を中心とした東アジアの住居様式に関心をもち,調査研究を続けている。韓国や日本の民家に関する論文のほか,「住まいと文化」(ラポポート著,大明堂
,共訳)や,「韓国の民家」(張保雄著,古今書院)の訳書がある。
南雲 智
:東京都立大学教授・人文学部長。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は中国近・現代文学。著書は「中国文学にあらわれた女性像」(共著),「激動の文学」(共著),「魯迅日記の謎」,「中国こばなしウォッチング」ほか多数。
鈴木 毅彦
:東京都立大学大学院理学研究科助教授・理学博士。専門は地形学,火山学,第四紀学で,火山灰を用いてこれらの研究に取り組んでいる。主な著書として「日本の地形第4巻 関東・伊豆小笠原」東京大学出版会
など。
中林 一樹
:東京都立大学大学院都市科学研究科教授,工学博士。1947年,福井県武生市生まれ。専門は都市防災学・都市計画学。特に,東京大都市地域の都市防災・都市計画のほか,近年はトルコ・台湾における震災復興の比較研究に取り組む。著書は「巨大地震と大東京圏」日本経済評論社,「自治体の構想2 政策」岩波書店
,「安全と再生の都市づくり」学芸出版社
,「安心・安全のまちづくり」ぎょうせい
,「大都市と直下の地震」東京都立大学出版会,「地震防災の事典」朝倉書店
,「防災事典」築地書館
など。
山本 忠
:1968年,東京都立大学理学部地理学科卒業。1971年,同大学理学研究科修士課程修了後,(財)日本不動産研究所入所。1973年から1年間カリフォルニア大学バークレイ校へ留学。1998,1999,2003年度,東京都立大学理学部非常勤講師。1995~2000年,都民カレッジ講座「不動産学入門」講師。
渡邊 欣雄
:東京都立大学社会人類学教授・社会人類学博士。1947年東京都品川区生まれ。研究テーマは宴(うたげ),家族,地域社会,祭礼行事,民俗知識,風水思想など。研究地域は東アジア,特に沖縄と中国。主な著書は「宴」,「沖縄の社会組織と世界観」(伊波普鷲賞受賞),「漢民族の宗教」,「民族知識論の課題」,「風水思想と東アジア」など。
菊地 俊夫
岡 秀一
佐々木 史郎
南雲 智
鈴木 毅彦
中林 一樹
山本 忠
渡邊 欣雄



